ソーシャルファームとは

 

ソーシャルファームとは?

「ソーシャルファーム」とは、自律的な経済活動を行いながら、就労に困難を抱える方が、必要なサポートを受け、他の従業員と共に働いている社会的企業のことです。東京都は、ソーシャルファームの創設や活動の促進に向けて取り組んでいます。

就労に困難を抱える方を多く受け入れる社会的企業「ソーシャルファーム」は、1970年代にイタリアで誕生しました。
海外には、「ソーシャルファーム」と呼ばれる社会的企業が多数存在しています。
現在では、ドイツ、イギリス、フランスなどに広がり、ヨーロッパ全体で約10,000社、また、韓国でも約3,000社が存在します。
主として障害のある方など、就労に困難を抱える方が、他の従業員と一緒に仕事をする場として発展しています。

 
 

都による認証

東京都は、全国初の「都民の就労の支援に係る施策の推進とソーシャルファームの創設の促進に関する条例」(令和元年東京都条例第91号。以下「条例」という。)に基づき、
認証基準に適合している事業所をソーシャルファームとして認証しています。

⇒条例本文はこちら(概要はこちら
 
「ソーシャルファーム」とは、自律的な経済活動を行いながら、就労に困難を抱える方が、必要なサポートを受け、他の従業員と共に働いている社会的企業のことです。
条例において、ソーシャルファームは、以下の事項を満たす社会的企業と規定しています。
 
①事業からの収入を主たる財源として運営していること。
②就労に困難を抱える方を相当数雇用していること。
③職場において、就労に困難を抱える方が他の従業員と共に働いていること。
 
※令和2年6月17日に「東京都ソーシャルファームの認証及び支援に関する指針」を東京都が公表しました。

【東京都ソーシャルファームの認証及び支援に関する指針】
 
 

ソーシャルファームへの支援

東京都及び(公財)東京しごと財団では、認証ソーシャルファームを目指す事業者や東京都の認証を受けた事業者を対象として支援を実施しています。
①情報提供・コンサルティング支援等
ソーシャルファームの創設を検討している事業者の方を対象に、ソーシャルファームの認証基準や支援策等の情報提供を行うほか、就労困難と認められる方の雇用ノウハウを提供するための相談対応を行います。東京都の認証を受けたソーシャルファームに対しては、経営や就労困難と認められる方の雇用に係る相談・助言等を行います。
②ソーシャルファーム支援事業補助金
都内において東京都の認証を受けたソーシャルファームを運営する事業者に対し、その創設及び運営に係る費用の一部を補助します。
 
■支援の詳細については、こちらもご覧ください。
「東京都認証ソーシャルファーム」 リーフレット (PDF:619KB)

・認証事業者一覧はこちら
・事例紹介についてはこちら

 

「ソーシャルファームへの支援」についての動画

ソーシャルファームPR動画(Long Ver.)

ソーシャルファームPR動画(Short Ver.)